日本国の情報インフラは大丈夫か?(最高裁HP未復旧を思う)

中国からのサイバー攻撃
企業あるいは公的機関のHPがいくつも閲覧できなくなったり、
内容を改ざんされてたりしてしまった。

><サイバー攻撃>19機関が被害…尖閣「国有化」後
毎日新聞 9月19日(水)20時28分配信

> 警察庁は19日、日本政府が沖縄県尖閣諸島(中国名・釣魚島)の国有化を閣議決定した
>11日以降、公的機関や民間企業を狙ったサイバー攻撃が少なくとも19件あったと発表した。

> 同庁によると、総務省統計局、防衛省、政府のインターネットテレビをはじめ、
>銀行や電力会社など11カ所のウェブサイトが一時的に閲覧できなくなった。
>また、最高裁、東北大病院など8カ所のサイトは改ざんされ、
>アクセスすると中国国旗を掲げた尖閣諸島の写真などが表示された。東工大によると、
>同大世界文明センターのサイトが改ざんされ、主催イベントの申込者の氏名や住所、
>電話番号など個人情報延べ1068人分が流出した。

三権のひとつ、最高裁判所もこのサイバー攻撃を受けた場所の一つである。
たしか3連休前の金曜日に攻撃を受けて公開を停止したと記憶しているが、
連休後の平日を2日過ぎても復旧する雰囲気はない。
http://www.courts.go.jp/

 最高裁には法律的な手続案内、公開法廷の裁判官の紹介、各種裁判例の紹介などが
載っており、有益な情報を提供してくれる場所でもあるわけだが、
それらが使えない状況が継続している。

 三権のひとつである最高裁のHPがこんな状態では、
もし、いざというときが本格的に起こったら、
日本の情報インフラはどれだけ維持されるのか、有効に使えるのか
心配になってしまう。