2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

国家予算案を家計にたとえてみると

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101224-00000106-jij-pol >不相応な生活、へそくり枯渇=11年度予算案を家計に例えると >時事通信 12月24日(金)18時47分配信 > 収入はやや持ち直したが、借金頼りの生活は変わらず、妻のへそくりはついに枯渇―。 >…

非行少年のエネルギー

少年事件に携わる方のお話を伺ったが、 少年達の様子がこじんまりとしてきているという話があった。 昔は暴走族と言えば、何十人も集まって一斉に走るようなものだったが、 今は原付で細々と友達たちと暴走してくるものが多いという。 昔は、子供に予定され…

鹿児島裁判員裁判(死刑求刑、無罪判決)の判決要旨で気になった点 その4

以上のとおり、この鹿児島の裁判員裁判(求刑死刑、判決無罪)の判決要旨(あくまでもマスメディアの報じた限度ですが)をみてきました。 検察官があげた有力な証拠に対しての批判は、経験則として首をかしげたくなるものがあったり、批判自体はありえるが…

鹿児島裁判員裁判(死刑求刑、無罪判決)の判決要旨で気になった点 その3

(7)不審な第三者の痕跡がないこと、については >鑑定の結果は、特定できたものが一部であったことを示しているにすぎず、第三者のDNA型や指掌紋が存在する可能性がある。 >現場保全が完璧であったかも疑問であり、真相解明のための捜査が十分に行われた…

鹿児島裁判員裁判(死刑求刑、無罪判決)の判決要旨で気になった点 その2

(3)スコップが凶器に使用されたこと((1)の事情と合わせると侵入犯=殺人犯とうかがわせること) この点に直接の言及はありませんが、侵入についての犯人性を否定するのであれば、その結びつきに特別な意味は無いから当然のことだと思います。 もっとも、 >…

鹿児島裁判員裁判(死刑求刑、無罪判決)の判決要旨で気になった点 その1

鹿児島の事件の争点は、被告人が犯人かというかといういわゆる犯人性が問題となり、これが否定されて無罪となったわけです。 この事件の無罪判決について日経新聞、毎日新聞、朝日新聞に掲載された判決要旨を参照しながら少し考えてみたいと思います。 <日…

裁判官の出世コース

裁判官の出世コースについてちょっと考えてみようと思って検索してみました。 福岡県弁護士会のブログ(平成22年12月8日)?で次のような論文を紹介していました。 >「幹部裁判官はどのように昇進するのか」(http://www.fben.jp/saibanin/blog/2010/1…

奈良地裁<法廷イラスト禁止>を考える その2

裁判は公開されています。 そして、公開裁判において筆記行為の自由は憲法上尊重されるものであって メモを取る自由は裁判を認識、記憶するためであれば理由なく妨げられないと されています(最高裁平成元年3月8日民集43-2-89参照) ちなみに、産…

奈良地裁<法廷イラスト禁止>を考える その1

裁判所が、少年の刑事事件で、マスメディア等が公開法廷に入って描く 少年のイラストについて、後ろ姿だけに限定し、その限定を守らずに横顔等まで描いたことに対し 全面的にイラストの作製禁止を命じたことが”一部で”物議を醸しています。 >http://headlin…

司法修習生の給費制度が1年延長に

http://blogs.yahoo.co.jp/nekonomanma/61839454.html 上記のとおり、司法修習の貸与制が決まったみたいと書いたら、 その後に大逆転で1年間は給費制度が延長となりました。 http://mainichi.jp/select/wadai/news/20101127ddm012040103000c.html 弁護士会…