表現の自由を行使する場所

>シャツに「無実」や虹色の靴下、裁判傍聴で服装制限も…裁判所側「法廷の秩序維持」

>3/31(日) 15:01配信

>早稲田大の笹田栄司教授(憲法)は「法廷は真摯(しんし)な議論で真理を追究する場で、中立性を重んじる裁判所側の姿勢は理解できる」と指摘。その上で「当事者や傍聴人の『表現の自由』も軽視できず、裁判所側はなぜ制限が必要かを丁寧に説明するべきだ」と話している。

>https://news.yahoo.co.jp/articles/a09ce42a0e1f2f8b424f00616d6ad4729f4ee593?page=2

表現の自由は存在するが、裁判所の傍聴席がそれを行う場所としてふさわしくないのは明らかだろう。そんなくだらないことを言っている人には、生存権に基づく排泄権をその人の住居の玄関で行使させてほしい。

ギャンブル依存症などの病気と犯罪について

何かしら病名が付けば犯罪における責任の軽減につなげる論調はよくあるが、大きな間違いだと考えている。

そのような考えをする人は病名には原因を示すものと、結果を示すものがあるのをわかっていないのだと思う。

例えば、統合失調症は脳内の何らかの異常(神経伝達物質か?)に基づく各種精神症状の出ているものを捉えていて、どちらかと言えば、原因寄りのものだといえる。他方、ギャンブル依存やクレプトマニアは不適切・不法な行為を繰り返すことで習癖化した状態、つまり結果を示すものに過ぎないといえ、このような病名が付いたとしても、その原因部分に精神障害といえる問題があるかを意識せずに、むやみに責任能力をとやかくいうのは、基本的にはナンセンスだと思っている。

仕事の能力

いろいろあるが、新聞記事でみた、茂木幹事長は写真記憶があって、文章の訂正がきちんとされているか、1枚2、3秒で分かるというのがすごいと思った。自分は言われた通りの修正をするのでさえ、それなりに時間が掛かり、なおかつ、誤字脱字の確認を2度はしないと行けない程度に間違いが多い。人より時間がかかって人より質の低い作業しかできないとやるといたたまれない。

子宮頸がんワクチン訴訟

 これだけ有効性が明らかになっているのに世界的に日本が遅れている予防接種も珍しいかと思うが、反ワクチン運動的な動きが長く続いている以上、いかんともしがたいかもしれない。

 ワクチンの有効性とワクチン後の「多様な症状」対策を考えたら、子に対してはワクチン訴訟は笑い飛ばして、前向きにワクチン接種に向かわせるのが良いと思っている。

 訴訟の行方自体は、原告側が積極的に因果関係を立証しなければ損害賠償責任を負わせられない(当たり前の話だが)ところ、ワクチン接種者以外の非接種者でも一定数の「多様な症状」の発生があるという調査があること、心因的なあるいは注射による局所疼痛を除いて、具体的にワクチンのどんな成分が、どう多様な症状を引き起こすのか科学的な説明もなく、単に時系列的な順序があるにすぎないことからすると、原告がどう勝つつもりなのか良く分からない。

 

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/2e302a08f56f4a0547db46ff9bfc16e79829bf11

子宮頸がんワクチンめぐる一斉提訴から8年目にして健康被害を訴える女性たちを法廷で“尋問”「血を吐くような思いを10年」「科学的な裏付けは存在しない」対立する主張

1/22(月) 13:38配信

子宮頸がんワクチンの接種によって健康被害が生じたとして、接種した女性たちが国と製薬会社に損害賠償を求めている裁判の審理が福岡地裁で22日、開かれました。全国の同種訴訟で初めて、原告本人が法廷に立ち、裁判官や代理人からの質問に答えました。

 

 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/hpv_qa.html#Q2-14

HPVワクチン接種後に、広い範囲に広がる痛みや、手足の動かしにくさ、不随意運動(動かそうと思っていないのに体の一部が勝手に動いてしまうこと)等を中心とする「多様な症状」が起きたことが副反応疑い報告により報告されています。
 この症状は、何らかの身体症状はあるものの、画像検査や血液検査を受けた結果、その身体症状に合致する異常所見が見つからない状態である「機能性身体症状」であることが考えられています。 症状としては、➀知覚に関する症状(頭や腰、関節等の痛み、感覚が鈍い、しびれる、光に対する過敏など)、➁運動に関する症状(脱力、歩行困難、不随意運動など)、➂自律神経等に関する症状(倦怠感、めまい、睡眠障害、月経異常など)、➃認知機能に関する症状(記憶障害、学習意欲の低下、計算障害、集中力の低下など)など様々な症状が報告されています。
 なお、「HPVワクチン接種後の局所の疼痛や不安等が機能性身体症状を起こすきっかけとなったことは否定できないが、接種後1か月以上経過してから発症している人は、接種との因果関係を疑う根拠に乏しい」と専門家により評価されています。
 また、HPVワクチンの接種歴のない方においても、HPVワクチン接種後に報告されている症状と同様の「多様な症状」を有する方が一定数存在したことが明らかとなっています。
 このような「多様な症状」の報告を受け、様々な調査研究が行われていますが、「ワクチン接種との因果関係がある」という証明はされていません。

刑事裁判の主文における宣告と判決書の齟齬

https://news.yahoo.co.jp/articles/9379765a737feee9caacc0d696e82f2eb46409d5

› 簡裁は昨年9月5日の判決公判で懲役2年、執行猶予4年を言い渡したが、同7日作成の判決書には執行猶予が「3年」と記載されていた。関係者によると裁判所による主文の誤りは異例。

› 沖縄国際大学中野正剛教授(刑事訴訟法)は「初歩的なミスで到底許されない」と断じた。更正は一見明白な誤字脱字の場合に認められるとし、今回は「判決の命とも言うべき主文に明示された刑の内容に及んでいる」と強調。「簡裁自らが更正決定できる内容でないことも明らかで、二重にミスを犯している。裁判実務に関する研究会などを鋭意開催し緊張感を持ってほしい」と求めた。

 

 刑事裁判の主文の宣告内容とその後作成された判決書との間に齟齬があるのは問題である。行為規範としてこの点に異論はない。しかし、その是正方法について当該学者が言うように更正決定ができないかについては、議論がないわけでもないと思う。

 東京高裁平成30年11月22日判決のある解説では、「刑事裁判において、条文がないもとでも、更正決定が許されるというのが通説であり、一定の範囲で行われている。ただし、主文については、多数の見解は、判決中における主文の重要性にかんがみ、その更正は許されないとするもののようである。本判決もこのことを前提としているのであろう。しかし、この点についても、判決の言渡しが判決書の原本に基づいて行われる民事と異なり、判決が公判廷において宣告されたところに従って効力を生じるとする刑事においては、この更正決定の可否を論じるに当たっては、判決の更正と判決書の更正とを区別して論じるべきであるという見解も主張されている(小林充「裁判書」公判法体系Ⅲ240頁、同「刑事判決において更正決定をなしうる限界」)。このような立場に従った場合、本件についてどう考えることになるかなどについて、なお十分な議論は尽くされていないように思われる。」とされている。

 第一審判決確定後に原判決書の主文と宣告主文とに齟齬があることに気がついた場合、あるいは、第一審判決確定後に宣告主文と齟齬がある判決書を作成してしまった場合、誤った判決書を放置しがたいことから、更正決定をせざるを得ないという見解があり、個人的にはこの見解には首肯できるものがある。また、刑事裁判は宣告主文が正しくて、誤った判決書の更正決定は、判決書を正しい判決に直すだけという側面も指摘できる。

 そうすると、なぜ確定判決前には更正決定が許されなくて、確定判決後には許されるのかが、疑問となる。この点、本来は控訴によって是正すべき重大な誤りだが、確定すると再審させるほどの誤りではないので、便宜的に更正決定によるということかもしれないが。

 ただ、宣告主文は裁判所、検察官、被告人(、弁護人)に共有されているものであるが、判決書主文はむしろそういうものではなく、謄本請求がなければ、被告人・弁護人に判決書が当然交付されるわけではなく、記録ごとまとめて検察庁で保管され、執行の際に影響するが故に、早期に検察庁でのチェックが入るものである。ここでは、チェックがしっかりなされることこそが重要かつ本質的であり、その訂正にあたり、控訴手続という重い手続により司法資源を用いたり被告人に負担を負わせてまで、こだわるべき何かがあるのだろうか。気になるところである。

 ちなみに、原本言渡しによる民事裁判であっても、主文の更正が行われることはあるのだから、刑事裁判では、それとは異なる要件なりをたてるのであれば、その本質は何処にあるのか何なのかをよく考えないといけないだろう。

裁判官は大変なお仕事

›逆上した被告、裁判官に突進 2人が重軽傷 米ラスベガス裁判所

›1/5(金) 11:04配信

›(CNN) 米ネバダ州ラスベガスの裁判所で開かれた暴行未遂事件の裁判で、刑の宣告を猶予する保護観察処分を認めない判断に逆上した被告の男が法廷で女性裁判官に襲いかかる事件があった。裁判所のカメラがその瞬間の映像をとらえていた。

 

裁判官はどの国でも大変。この男はいろいろと暴行の前科持ちだったようなので刑務所に行って当然のようだったが、自分を顧みないで裁判官の判断に怒って自己中心的かつ粗暴性が根深い男だとよく分かる。

それとアメリカはカメラが法廷に入ってどんどん流すようだけど、悪行は永遠に残ってしまうし、悪意を持って修正されたら大変そうだなと思った。