天才てれびくん、Rの法則選

今日のNHK教育でやっていた番組に感心した。
 
一つは、天才てれびくんの中のもので、どうやら
出川氏がインタビュー役になって相手から話を聞くのだけど、
その際の質問・進行について子ども達が指示を出すという構成のもの。
 
もう一つは、Rの法則という番組の傑作選か何かで、
中高生あたりの2名が、続きを読みたいマンガ4ページを書いて勝負するということで、
導入を書いて、マンガ編集部員から指導をうけたり、有名マンガ家からの指導を受けたりして
作品を作り上げるというもの。
 
前者は、人との会話の中で的確にポイントを捉えて話を引き出すということは
とっても重要なことで、極端に、裁判の証言の場面などを思い起こしてもらえればわかると思うところ、
現実には日常なり学習場面などであまり意識して教わることがないと思われる。
これを、経験豊かな大人と組んで子どもが主体的に考えていく、それがインタビューとして
放映もされるということなので、教育的な効果がかなり高そうだと思った。
 
後者も、身近なマンガという表現の大変さという点、いろいろな人のアドバイスを受けること自体
漫画製作の大変さなど、いろいろな要素が(編集によって)短い時間ではあるが、
しっかりと詰め込まれていたと思う。
 
テレビは見るものがない、といわれるが、やはりNHKあたりは一歩抜きんでて
有意義な作品が多いなあと感じる次第である。