朝日新聞のbe青を読んで

野村HDのお偉いさんのインタビュー記事が載っていました。一部抜き出して少し感想を。

ヘッジファンド投資ファンドは、市場メカニズムを通じて合理的ではないところを修正していく重要な役割を果たしています。自己投資ばかりという行き過ぎはよくないが、お客様の実需があるのに、その業務自体を否定したり、過度な規制を敷いたりすることに対しては抵抗感があります。」

金融関係は、リーマンショックなどの話題を見ていて、何となく数式の極端な進展が現実からのある意味での遊離(?)を招いたり、マネーゲームをしている面があると感じてしまうので、
ぜひ実需の部分と繋がって社会の重要な役割を果たしてもらいたいです。

「一緒に世界を回ったギリシャ人が4年前に亡くなって。当時、外国人社員には社章を渡してなかったんですが、奥さんから生前に欲しがっていたと聞いてね。部下に『亡くしたことにして始末書を書け』と言って、手に入れた社章をひつぎに入れてあげました」

仲間への餞別という美談ですが、読み方によっては、始末書というリスクは部下がとって、遺族に対する良い顔(評判)は自分が取るという感じもして、あるいはこれがそこの本質なのかなと思いもしました。

もしかしたら、インタビュー記事を要約・編集した記者さんに何かしら意図があるのか、とそんなふうにうがって考えてしまいます。