『ハプスブルグ帝国』の死刑廃止時期

『ハプスブルグ帝国』を読んでいたら
1787年に死刑廃止(国事犯につき1795、他の重罪につき1803復活)との
記載があった。
200年以上も前に死刑廃止をしたことがあるというのがヨーロッパ社会だとすると
死刑制度を墨守する東アジア圏に対して違和感を持つのもあるのかもしれないと思った。

そうはいっても刑罰はすぐれて個別社会的なものと思われるし、
その当否はいろいろと考えるべき点があると思うので、
存否のいずれが正しいともにわかに決せられるものではないとは思う。