狭山事件の記事に接して

女子高生殺人の証拠は「脅迫状」、でも逮捕された男性は文字が書けない…犯人と決めつけた捜査は「被差別部落の出身」だからか 無実を約60年訴える「狭山事件

https://news.yahoo.co.jp/articles/85848d2297f37b6f36f65c15935fb7da797155c1

 

袴田事件の公判が続く中で、他の冤罪主張事件にも関心が高まっているのか、こういう記事が出ている。

ただ、この狭山事件は 平成17年3月16日最高裁決定が55頁にもわたる長文で、受刑者(申立人)側の主張を排斥し(例えば、申立人は上申書を裁判所に出すなど文章を書ける人間であること)、多忙で、それ以外にも有罪の根拠のあることをしっかりと示しているもので、個人的な感想としては、まず冤罪とは考えられない事件である。

この事件が冤罪事件のひとつとして強く取り上げられるのは、これまた個人的な感想だが、受刑者(申立人)側の出自が、一部の人間からは特別視されて優遇されているからだと思われる。