阿久根市長ブログをみて

 懲戒免職・降格・人事異動、放言・陰謀論、確定裁判の無視など、さまざまな面で、一線を越えて活動されているもようの阿久根市長は、日々、地方自治や労働法やその他の基本的な学習に役立つ話題を提供しておられるようですが、先日もブログで裁判官の月給一覧表を掲げることをされたとニュースになっておりました。
 裁判官の月給は法律で規定されており、既に公開されており目新しいものでもなんでもないのですが、その中で、メールの紹介と称して下記のような記載がありました。
 友人から聞いた人からのメールという時点で胡散臭い話で、どこがどうとは申しませんが、かなり変な印象を受ける内容でもありました。なんにせよ「軽井沢の別荘」というのは、古い世代の人にはセレブっぽいひびきなんでしょうね。
 
 
メールの紹介
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コメント:こんばんは昔、友人が付き合っていた彼女は、裁判官の娘でした。彼女と軽井沢の別荘に行くのに、親の公用車で往復したそうです。こういう人達に、人の痛みが解るとは到底思えません。
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↑でも紹介されましたね。
 
PSなお「「裁判官の給料(月額)」とする一覧表に、最高裁判所長官220万8000円、最高裁判所判事161万1000円――などと掲載」と読売新聞にありますが、法令検索(裁判官の報酬等に関する法律)をしたところ、現在は、最高裁長官は206万5000円、最高裁判事は150万7000円と法律が変更されているようですね。読売新聞が「出典不明の裁判官の月給一覧表を掲載した。」と記事で指摘したのも頷けます。