同性婚の進展の行方

同性婚不受理は違憲 名古屋地裁判決 法の下の平等・婚姻の自由に違反

同性婚を認めていない現行制度は憲法に反するとして、婚姻届が受理されなかった男性カップルが国に損害賠償を求めた訴訟の判決で、名古屋地裁西村修裁判長)は30日、「法の下の平等」を定めた憲法14条と「婚姻の自由」を定めた24条に違反すると判断した。一方で、国会が立法措置を怠ったとまでは言えないとして、賠償請求は棄却した。https://news.yahoo.co.jp/articles/47ae3e3ee1f94234a5964f84fbd4084b97231da4

 

前に同性婚の話を書いたがいよいよ制度化が差し迫っている感じだ。ただ、ここの本当の問題は、パートナー制度に特別に金銭的優遇をするかどうかの話だと思う。これまでは夫婦は子供を作り育む前提の単位として優待されてきたかもしれないけれど、これからはそういう可能性を優遇するのではなく、現に子供のいる家庭あるいは子供自身を優遇することで、少子化対策的な対応をしていくしかないと思う。同性婚の進展は、おそらく異性婚の優遇廃止と直接的な子供養育の援助への切り替えを促すだろう。