【捜査】(準)現行犯逮捕のイメージ

無令状での逮捕は
・現行犯
・準現行犯
のときに許される。

この限界がどこにあるかをイメージで考えると
結局は場面展開が複数回行われたと言い得るかどうかのように思える。

人を殴り倒して返り血を浴びるといった場面がまさに犯行中であり、
それをし終わった場面が現行犯逮捕のど本命である。
犯人が移動して舞台の裾に引っ込んでしまえばその場面は終了となる。

次の場面では顕著な痕跡などが残っていることが要件となってくる。
追呼(監視)なりによって前の場面との接点がうかがわれる状態がある
新しい場面では、準現行犯としての逮捕の余地が出る。

ところで、最初の舞台を見ていた人が犯人を追いかけた場合
犯人は舞台の脇に隠れられず、犯人とそれを追うものが舞台の中心に居続けて
現行犯逮捕ができる状態が継続していくといえる。

そんなこんなを考えると途中省略だが、
現行犯性を失うのは犯人が二つ場面をまたいだときに確実に消えるような気がする。