上手な文章を書きたいけれど その1

第1 はじめに
長い文章を書くのが苦手で困っている。
2~3週間後に使う予定の文章があり、
たくさんの時間を使って内容や単語を足したり引いたりした。
自分なりに、事実部分と感想部分も分けて書いた方がいいけれど
評価くらいは書かないと事実部分が薄くなるかな
と思いつつ修正をかけていた。
それを今日、言葉に出して読んでみたけれど、内容がぶつぎりっぽくて流れがない。
評価的なことを入れようというのは、結局事実部分が薄くなっていて変な感想が全体の様子を
阻害しているだけのような感じだった。

第2 つぎに
この原因はどこにあるのだろうと考えた。
これは、一つには、自分が文章を作る際の、構成の仕方が下手なためだろうと思う。
文章全体の大まかな骨子は決められるのだが、
その次あたりがうまく並べられない。
たぶん、文章構成の大きさレベルを大(まとまり)中(段落、+α)、小(1文~複数文)とすると、
大の部分は、平凡とは言え普通の構成をしているけれど、
中(段落)の部分は、書くべき文章の趣旨が固まっていないし、順序に自信が持てないままである。
実際に、ひとまず並べておいても、文章を考えているうちに、
別途入れた方が良いと思える趣旨が浮かんでしまって、それをどこにどう入れようかと悩みだしてしまう。
実際に文章を具体的に書いていくと、やはりあれを入れ替えたらどうだろう、
これとこれをくっつけたらどうだろうと考えて、あれこれといじっていくうちに、
文章が乱れ、流れが悪くなってしまったりする。

これが短いレポート的な文章の場合では苦手意識をあまり持たずに書けているが、
それは、たぶん、上記のような構成を意識して考えないままで書き進めても
全体として問題なく完成させられるからなのだろうと思う。
また、ある文章の要素をどこに置くかという問題も長い文章と違って短い文章であれば、
位置の定まらない要素も、入れられそうな箇所も多くないから、あまりミスをしないですむ
ということもありそうだ。