高等裁判所長官人事

>高松高裁長官に安藤氏=女性3人目、広島は松本氏-最高裁
>政府は19日の閣議で、西岡清一郎広島高裁長官が27日に定年退官するのに伴い、
安藤裕子千葉家裁所長を高裁長官に任命することを決めた。女性の高裁長官は、
>2011年1月~13年6月に仙台高裁長官を務めた一宮なほみ氏(現・人事院総裁)以来3人目。

>これを受け、最高裁は松本芳希高松高裁長官を広島高裁長官に、
>安藤氏を高松高裁長官にそれぞれ充てる。発令は10月2日付。(2014/09/19-10:21)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201409/2014091900241

最近高裁長官人事が出ているのに気付いた。
経歴を見たら、どうも行政系も高裁部総括もやっていない模様。
どういう影響が及んで今回の人事になったんだろうと思った。

最近、安倍政権が女性の幹部登用をうたっている模様なので
その影響かもしれないと邪推し、そうすると
行政・内閣の意向が司法中枢にまで色濃く及んでいるということで
はてさて司法権の独立はどうなることやらといささか心配にもなった。

ちょっと検索したら、意外な人事であったと指摘するブログがあったので引用。
>新長官、まったくのノーマークでした。
>局付けも研修所教官も調査官も東京地裁部総括も東京高裁管内の「地裁所長」も東京高裁部総括もやってない。
>こういうこともあるんだ(ツンデレはいじわるなので、「女性だから長官になれたんじゃないか」とか思ってしまいます。)
http://blog.livedoor.jp/bakara2012/archives/cat_633178.html

やはり意外性のある人事なのだろうと思う。
ご本人を知ったら、当然の人事だったりするのかもしれないが、
あいにく全然知らない方なので、公開されている経歴から好き勝手に妄想するしかない。
ごめんなさい。

余談だが、上のブログは、アクセスについて
容赦なく、「裁判所」からだとか「検察庁」からだと晒しているので、
なかなか怖いところだが、
その怖さが通常隠されているというか意識されていないことの方が怖いと思った。