裁判員裁判での求刑超えについて

260711読売新聞で、裁判員裁判の全国世論調査の結果がのっていた。
求刑超えについて「裁判員の国民感覚が反映された結果なので問題ない」58%、「過去の裁判との公平性を欠くので問題だ」24%となっていた。

なるほど抽象論としてはそうかもしれない(当否についての理論的な是非は置いておいて)。
しかし、具体的事案があまり想定されていない一般論はいまいちかなと思えた。

どうせなら、1「求刑・無期懲役、判決・死刑」、2「求刑・10年、判決・15年」、3「求刑・5年、判決・6年」の場合それぞれで
裁判員の国民感覚が反映された結果なので問題ない」、「過去の裁判との公平性を欠くので問題だ」などの回答を聞くのもやってもらいたかった。
1から3まででそれなりに数字の違いが出てくるのではなかろうか。