特殊詐欺の被害をどうやったら減らせるか

https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki31/higaijoukyou.html
昨年の特殊詐欺の被害は、約390.3億円(前年比-17.4億円)。

前年よりも減っているが相当な金額がとられている。
犯罪組織の摘発は警察の仕事ではあるけれど
いつ被害者側になるとも分からない一般市民側に何かできることはないのかと考えてみる。

1 予防
 ・犯罪被害の具体例を知って自分が被害に遭わないようにする。
 ・お年寄りとは定期的に連絡をとって連絡しやすい環境や察知しやすい環境を作る。

 といったことで被害に遭わないようにするのはまず大事かなと思う。
 ただ、それだけではあまりにも受け身なので、何か積極的に行動できることはないかと考える。

2 積極的な予防
 最近の特殊詐欺は金銭の受け渡しにつき振り込みを使わず手渡しや宅配にすることも多い(還付金詐欺は除く)ので、
 ・人が多くない駅近辺で、左右を見渡す身なりのよい老人・老女が、携帯を使いながら歩いていたり、うろうろしていたら
  ちょっと一声かけてあげる
  その人に接触してすぐに離れていく人物の特徴を見ておく覚えておく
 ・近所のアパートの空き部屋前でうろうろしていて宅配業者を待っている不審な人物を見かけたら覚えておく
 などで、金銭受け渡しの阻止や犯人検挙に協力する。

3 攻勢
 身に危険があり得るのでお勧めしないが
 ・老人からの金銭受け渡しの際の相手を尾行して見張り役・中継役を見つけて覚える
  最近はトイレなどで受け渡しをすることもあるので横取りして警察に届けてしまうとか
 ・詐欺電話に掛けなおして詐欺作業を妨害する
 などなど。

 犯罪率が低い日本であれば善良な市民がもっと周りの様子に注意を払うと
それだけで犯罪の発生を減らしたり防げるかもしれない。
実際には難しいだろうけど。