裁判員裁判(工藤会接触事件)

九州の方で裁判員に関係者が声をかけて裁判員が次々に辞退している事案がある。
判決宣告日を追って指定にしているようであるが、今後どうなるのだろうかと思う。
おそらくはかなり慎重に今後の手続の見通しを立てることになるのだろう。

ここで好き勝手に今後の展開を予測すると
まず裁判員の確保は今さら至難だろうし
既に証拠調べを終えているようなので
これを再度実施するのもかなり大変だろう。

そうすると裁判所としては裁判員法3条の規定に基づいて
裁判員対象事件から除外した上で
既に証拠調べに関与した裁判官3名がいることから
その3名により裁判の結論を出して、判決宣告期日を指定して
まあ弁護人がいなくなっているらしいが判決宣告にはいなくてもいいので
そのまま判決宣告をするということになったりするのではないだろうか。