司法修習の再編

新60期のみで実施されていた導入研修が68期以降に復活するという噂がある

法科大学院を軸とする(実務)法曹教育改革は
一部(学会、弁護士)の深い失望と大多数の当初からの見通しのとおり
過去と同等の成果をあげられなかったという評価が定まりつつあるように思われる。

肯定的にとらえてもなお法科大学院ごとの教育水準の差は
一律に実務修習をさせるのでは教育効果に大きな差を生みかねないということだろう。
(司法研修所は座学のための収容能力を確保できているらしい)

噂が真実かは知らないが導入研修が再度導入されることは教育効果の点で望ましいというのが
現場の偽らざる感想であろうから実現されることを期待したいものである。