みなもと太郎の漫画『宝暦治水伝ー波闘ー』が
ウェブで無料で読めると知って、
さきほど読みました。
http://www.j-comi.jp/book/comic/43421
そりゃあ、薩摩も徳川を恨みますね、という治水事業。
薩摩には記録が残っていなくても、
現地の濃尾には、その時の話が語り継がれたり資料が残っていたりということで
こういう作品が書けたらしいですが、
そういう経緯もすごいなあと思いました。
薩摩藩家老が２０万両の借金の算段の付け方もいやはやという感じでした。
そして、この大事業は、善意とは全然別の思惑と、しわ寄せを与えながら、
一方で、濃尾に大きな恩恵をもたらしたのだろう、と思うと
こういうエピソードを知るのは歴史の奥深さを感じさせられました。
（＊もちろん読みものなので、デフォルメされているところはあるのでしょうが）
