子供とIT

インターネットの掲示板、プロフ、ブログ、メールなどは、
子供同士の交友関係において、大きな波紋やトラブルを生じさせかねない
なかなかやっかいな代物です。

私が子供のころにはそんなものがなくて幸せでしたが、
今のご時世は、こういったものに囲まれていて、
粘着質な知人が携帯メールの返信が遅いとすぐキレるとか、
プロフに(見知らぬ同地域の相手にとって)挑発的な内容を載せてしまうとか
安易に相手のところに失礼なコメントをつけて、狙われるとか
リアルなる悪口メモ的掲示板で、陰でこそこそののしるとか
まあ、いろいろなことがあります。

そんな中で子供がトラブルに巻き込まれた際の対応策を記したものが
ネットで掲載されていて参考になったので、紹介というか備忘メモとして書いておきます。
「ネットファーザーの金言:成りすましプロフ撃退法」
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0912/07/news010.html
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0912/14/news006.html
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0912/21/news007.html

これは中学2年生の子が、成りすましプロフ(偽プロフ)が作られ、
本人でないものが、ひどいことを書いたりしていたため、それを本物と思った周囲の人たちの
感情を損ねるなど、実態の見えないいじめが繰り広げられたというものです。

それに対して、この話では、自分で本物のプロフを作成して、既にあったプロフの方が
偽物であると周囲の人たちに気付いてもらうということで、対抗したという話でした。

ネットという匿名性の高い、相手の姿の見えない嫌がらせに対しての
対抗策の一つとして、こういった方法もあるのだと感心しました。
もちろん、時々の条件や状況により、何か最善かは分かりませんが、
こういった方法もあるのだと知っていると良いのではないかと思い、
書きとめておきます。