安全第一だけど

こんにゃくゼリーをのどに詰まらせて、亡くなられたお子さんが出たそうです。
ときどき、このようなニュースを耳にしますので、
メーカーの改善努力(がたぶんあるのでしょうが)によっても
十全の安全性は確保できないのでしょうね。

しかし、だからといって、このような製品の販売を全面禁止にしろといえるかどうか、
これはまた難しい問題のような気がします。
何せ、私も喉に詰まらせたことのある食べ物には、
「もち」と「いか」がありますが、(どちらも指をのどに突っ込んで必死に取り出しました)
あれは、どちらも未だに日常的に販売されているわけです。

そうすると、注意すれば容易に被害を防げる食材の販売を全面的に禁止するのは、
思考実験してみると、もしかしたら営業の自由の侵害になるのかもしれないですね。
実際にはどうなのかよく分かりませんので、お暇な方は、暇つぶしに考えてみてください

また、こんにゃくゼリーについては子供による飲食だけが危険なら
18禁の食べ物として、たばこじゃないですが、要注意の表示をでかでかと載せて
販売するのはどうでしょうか。
これも、あるいは法律で許される合理的な制約を超えてしまうのでしょうか。