50年先を考えてみる1

原油高の影響で、ガソリンの小売価格が史上最高値のレベルまで急騰している。
>福岡県内のガソリンスタンド(GS)でも、レギュラーで1リットル140円台に突入。
>とどまる気配さえ見えない。店には苦情が殺到するが、
>店側も値上げが利益に結び付かず悲鳴を上げる。

>この原油高の要因は複雑だ。最大需要国の米国の動向や、
>中国やインドの経済成長による需要拡大に加え、イラク情勢など産油国に対する供給不安も絡む。

>=2007/08/11付 西日本新聞夕刊=

要因のうち、イラク情勢はいずれ落ち着くかもしれないが、
各国の需要増は単純に供給量が上がれば片付く問題ではないと思える。
つまり、石油の埋蔵量が、あと40年とか、そういう根本的な供給不足の見通しから、
価格が高止まりするようになるのかな、ということである。
今は、余裕でPCをいじって、ゲームをして、ご飯を炊いたりしているわけだけど、
何十年後には、あるいはそういう生活は過去の栄華になるのかもしれないな、
と漠然とした不安も覚える。

バイオ燃料に優遇税制、混合分をガソリン税免除に
>8月12日9時45分配信 読売新聞
穀物をたくさん消費する燃料(実質的なエネルギー効率はあまり良くないような。。)を
優遇する小手先の手法が、どこまで有効なのかとも感じる。
常温核融合とか、自然エネルギーの超絶的な効率化とか、なんか、あっと驚く科学技術の進歩はないものだろうか。

まあ、『絶望に効くクスリ』という漫画(著名人等へのインタビューを漫画形式で描いている作品)の、
今回のインタビューを見るに、家電の省エネ化とかで、日本は相当に進んでいるらしいけど、そこら辺の積み重ねしか、実際にはないものかなあ、と。

日々の、エネルギーを浪費する自分の生活を内省しつつ、ちょっと考えた。