http://diamond.jp/series/newdw/1/
週刊ダイヤモンドで毎年恒例(らしい?)の給料比較を見ていくつか
>いま何かと話題の多い国会議員も取り上げました。
>お給料(歳費)は2000万円を少し超えるぐらいでも、
>いろいろと特権があるようで、5億円をため込んだつわものもいる
>というから驚きました。やはり庶民感覚とはずれています。
政治家は、国民の代表者という立場・役割ですからそれに見合った給料というのはむしろ当然で、
庶民感覚とどうかというよりも、大きな会社の役員などと比較した方がよいのではないかと思います。
真面目に給料・特権を国民のために使わないのが問題というのであれば、
ダメな人は当選させない、きちんとした人を当選させるというのが筋論なのかと思ったりもします。
>生涯賃金、退職金、年金、住宅(官舎)を民間と比較してみました。
>やはり、公務員は恵まれてますね。職員の退職手当も借金(退職手当債)で
>捻出できるというから、うらやましい限り。そのツケは住民が払うんですけど。
地方公務員が国家公務員よりも高いらしいのは、少し不思議な感じもしますが、
警察官とか教師とか、高い給料の公務員が地方には多いからなのでしょうか。
退職手当債の点は、どこかで、民間企業と違って退職金の積み立てが許されていないから
起債の形でやるのだというのを見たので、税金からいきなりいっぱいもらってく、
という見方は少しアンフェアな感じもしました。
さて、週刊誌自体の話題から外れますが、年収比較ということで、ある民間企業の親子会社を見ると、
親会社:年収 7,478,582円(平均年齢40.0歳)、単独の営業損失 74,116百万円、受取配当金72,265百万円
子会社:年収 6,768千円(平均年齢37.5歳)、単独の営業利益 13,077百万円、受取配当金380百万円
となっています。
要するに親会社は単独の事業では大幅な赤字ですが、子会社の稼ぎを配当という形で受け取ることで、
子会社の従業員よりも高い給料を受けることができるという形になっているということです。
資本主義のピラミッド構造を感じさせたので、ふと書いてみました。
こういう親会社の子会社の従業員は大変ですね。