本のカバー付け替え盗(詐欺)

 法の仕事(公務員)をしている方による本のカバー付け替え盗(詐欺)。
 法に携わる公務員が、このような犯罪を犯したのは、規範意識の低下と大いに憤るべきか、
 法に携わる公務員が、このような犯罪を犯したのは、業務上の本を正規の値段で買うのをためらうような給料に公務員が下がってきている(その生活状況は判然としないが)と、嘆くべきか、
どうも簡単には心境を整理できませんが、犯人に扶養家族がいたらと思うとかわいそうだと思う事件ですね。
 
>高価な法律本、カバーを安い本に替えた書記官
> 高価な法律書籍のカバーに安い本のカバーを付け替えて実際の価格より安く購入したとして、
兵庫県警葺合署は6日、同県明石市西明石町、大阪地裁書記官・XXXX容疑者(40)を詐欺容疑で逮捕した。

> 「安い値段で買いたかった」と容疑を認めているという。
> 発表によると、XX容疑者は5日午後8時5分頃、神戸市中央区の書店で、
民法の書籍「事務管理・不当利得・不法行為」(4200円)1冊を、
>別の書籍(1890円)のカバーを付けて購入した疑い。
> レジで精算を済ませた直後、カバー付け替えの様子を見ていた男性警備員が呼び止め、同署員に引き渡した。
 
> 大阪地裁の二本松利忠所長は「職員が逮捕されたことは誠に遺憾。
>事実関係を確認した上で厳正に対処したい」とのコメントを出した。
>(2012年7月6日12時51分  読売新聞)
 
 *なお、容疑者名はブログ主の方で伏せました。
 (「忘れられる権利」参照)