自転車、郊外の居酒屋その他

もうすぐ先にスポーツ大会があるので、急に思い立って会場となるグラウンドまで
自転車で行ってみることにした。
夜の道を5分も行けば閑静な住宅街の外側を走る主要道路にぶつかる。
その周り(外側)には、住宅がまばらで、田んぼがあったり、街灯も少なく、
田舎らしい情緒を感じる一方で、こういうところで犯罪が起きているのかもしれないと思えた。

星空を見ながらのんびりとこぐ。おおまかなところは覚えていたが細かいところは分からないので
(&地図を持っていない。わりといつものことだけど)、
コンビニエンスストアに入って地図を見る。
日本という地域(その中のそこそこの都市)が、実に都会であるかと思われる。
24時間営業する店が誕生して、まだそれほどの長い年月がたっていないはずだろうが、
これだけ便利さを享受してしまえば、もう戻ることはできないんだろうな、と思える。
地図をみて場所を確認すると目的地点も案外近く、もう少しだけ自転車を走らせて、ゴールへ。

ゴールしたところで、今度は別の道(もう少し街よりの道)を通って、
行きと違い、きちんと時間を計ってみる。
なんというか、太ももが擦れて少し疲労が出てきたが、ここで、諦めても家に帰れないので、
ともかくもこぐ。
周囲の店や、周りの様子を確かめながら着実に距離をこなす。

途中、郊外で、宴会で騒いでいると思しき居酒屋を通ったが、自動車が5台くらい止まっていた。
夜もすっかり更けた時間で、皆がきっと飲んでいるのだろうけど、
飲酒運転になったら大問題なんだよなあ、と考える。
やはり飲酒運転を撲滅するためには、駐車場付居酒屋をどうにかする必要がある、
という話になっていくのではないかと、感じたりもする。
田舎の人は、飲む場所にも事欠くようになるかもしれないけれども、
アルコールを感知したら動かなくなる自動車が発明されるまでは我慢してもらうしかないのかも(苦笑い

そんなこんなでどうにか、見知った辺りに戻ってきて、ほっとする。
迷子になってしまうと、やっぱり大変なので。
無事家に着いて時間をみると、およそ30分。
片道でこれだから、本番のときに自転車で行くのはちょっと根性がいりそうだな、と思う。