ジャッジ最終回

オオミノシマウサギとか、分かりやすい小ネタに、思わずにやけました。
それにしても、最後に、環境問題のような「政治的になりやすい」紛争を持ってくるとは、と思います。
うまく(代理人弁護士も裁判官も格好よく)話を展開させて、和解に持って行ったのはさすがですが。

実際だと、運動家なんかが入り込んで、いつの間にか違う政治的活動に取り込まれたり、
動員されたりして、その地域住民の手から紛争が離れてしまうことも少なくないんですけどね。
その意味では、経済発展と環境保護という難しい問題にきちんと取り組もうという
当事者の態度であったのは非常に良いことですよね。
それと、被告代理人側の話は、偶然でしょうけど、偽装問題の扱われ方とリンクしている感じでした。
公開しないとリスクを抱え込むことになる、と。
誠実な対応が長期的には良いこともあると思いますが、全当事者がそういう結論に至れるかと考えると、
なかなか難しいことでしょう。

そして、長々と続いていた貸金訴訟も見事和解で終了し、両当事者が「楽しみ」がなくなると
残念がっているのが、面白かったですね。
余暇のために裁判されたら、裁判所も泣いちゃうと思いますけどね(笑)